伊藤淳史、堺正章の“こん棒”アクションに「孫悟空を思い出した」
2012年9月24日 14:00
伝説的忍者の孫で、生きる道を失った“モラトリアム忍者”の佐助(伊藤)があこがれの京都で、小藩の家老の娘・お市(水川)と出会い、成長を遂げる青春時代劇。映画「るろうに剣心」のアクション監督である谷垣健治氏がアクションを手がけており「肉体的にも精神的にも、これほどハードな現場は初めて」(伊藤)。お市の父親を演じる堺正章が、こん棒を手にアクションに挑むシーンもあるといい「孫悟空を思い出しました。アクションチームの皆さんも感動していました」と振り返った。
撮影は7月中旬から、猛暑が続く京都で始まり「立っているだけで汗だく」(伊藤)、「京都の暑さをなめていました」(水川)。現在も撮影が続いており、伊藤は「現場全体が『やるしかない』という空気に包まれているし、きっと皆さんの期待を超える自信がある。僕自身、出合えて良かったと思える作品」と誇らしげ。水川も「団結しながら、時間と体力を注いで撮影しています」と過酷なロケに全力投球だ。
見どころは「アクションはもちろん、お市を守るという目的に目覚めて、佐助が成長する人間ドラマを見てほしい」(伊藤)。水川によれば、伊藤のアクションは日に日に上達しているといい「初回に比べて、最終回のアクションは全然違いますね。(最終回の撮影で)初めて伊藤君を格好いいと思いました」と明かすと、伊藤は「今頃?」と苦笑いを見せた。
NHK BS時代劇「猿飛三世」は10月12日から放送(全8話)。