アメリカでゲーム人口が減少 スマホ向けユーザーは増加傾向
2012年9月16日 21:00
[映画.com ニュース] スマートフォンやタブレット端末向けゲームが人気を博しているにもかかわらず、アメリカのゲーム人口が5%減少したと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
今年3月にマーケットリサーチ会社NPDグループが行った調査によれば、現在のアメリカのゲーム人口は2億1150万人で、前年の2億2300万人から微減。同社のアナリストは、最も減少しているのはファミリー向け、子ども向けゲームを楽しむライトユーザーで、次に「コール・オブ・デューティ」シリーズなどをプレイする「ハードコア」なゲーマー層が減少しているという。
一方、「アングリーバード」などのスマートフォン向けゲームを楽しむユーザーは22%増、「Minecraft」などデジタル配信ゲームのユーザーは16%増加している。この結果について、「据え置き型ゲーム機の現行モデルの寿命が伸びる一方で、スマートフォンやタブレット端末のユーザー層が増えているいま、コアのゲーム層が微減するのは当然の結果」と同社は分析している。