小泉今日子、ヒロインの母親役で朝ドラ初出演「娘を命がけで守ります」
2012年9月6日 15:15

[映画.com ニュース] 来年4月にスタートする能年玲奈主演のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のキャスト発表会見が9月6日、東京・渋谷の同局で行われ、小泉今日子が能年演じるヒロイン・天野アキの母親・春子役で、朝ドラに初出演することがわかった。東北・北三陸の小さな田舎町を舞台に、東京の女子高生(能年)が母の故郷で海女と出会い、地元のアイドルになるという成長ストーリー。人気脚本家・宮藤官九郎がオリジナル脚本を手掛ける話題作だ。
小泉は「40代を迎えて、早起きできるお年頃になったので、朝ドラは(近年)ずっと見ています。今回、出演する側になりとてもうれしいし、私自身が朝ドラから受け取ってきた気持ちを全国の皆さんにお届けできれば」と抱負を語った。過去にも、クドカン作品に出演した経験があり「また違ったチャレンジができそうで、ワクワクしている」と胸を躍らせる。
娘役の能年に対しては「本当にフレッシュで、まるで生まれたての魂を感じる。ひとみがキラキラしているし、朝ドラを通して女優さんとして、たくさんのことを身につけてほしい」とエールを送り、「私が命をかけてお守りします」と“母親”の決意もにじませた。一方、主演の能年は「小泉さんといえば、伝説のアイドル。その娘を演じることになり、さらに自分もアイドルを目指す役柄なので、すごくドキドキしています」と緊張しきりだ。
この日、発表されたキャストは小泉をはじめ、宮本信子(アキの祖母・天野夏)、尾身としのり(アキの父・正宗)、杉本哲太(北三陸駅の駅長・大向大吉)、渡辺えり(現役の海女・今野弥生)、小池徹平(地元名士の息子・足立洋)、橋本愛(洋の妹でアキの親友・足立ユイ)、福士蒼汰(アキの転校先の先輩・種市浩一)、吹越満(観光協会会長・菅原保)、有村架純(若き日の春子)ら。
次々と呼びこまれる豪華なキャスト陣に、記者からはその都度どよめきが起こり、能年も「皆さんのお顔を見て、ウオーーーという気持ち」と興奮していた。福士は「2年前までは普通の高校生で、デビュー2年目の新人なので、皆さんの足手まといにならないように頑張りたい。たくさんのことを吸収できれば」と意気込みを明かした。
訓覇圭プロデューサーは「キャスティングのポイントは、大人の魅力。宮藤さんと『地元を好きになる』ってどういうことだろうと話をし、やはりそこに暮らす“大人”を好きになることだという結論に至った。ぜひ大人たちの泣き笑いを堪能してほしい」。一方、若手キャストは、朝ドラの伝統であるオーディションで決定したといい「フレッシュな新人が集まった。ぜひ大人たちを圧倒する存在であってほしい」と発破をかけていた。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」は2013年4月1日から放送(全156回予定)。10月中旬からクランクインし、岩手・久慈市などで撮影が行われる。
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