「テルマエ・ロマエ」旋風が台湾上陸 興行ランク初登場1位
2012年9月5日 06:00

[映画.com ニュース] 興行収入59億4000万円を記録した、阿部寛主演作「テルマエ・ロマエ」が9月1日、台湾で公開され、興行ランキングで1位を獲得する大ヒットを飾った。日本映画が台湾の興行ランクで1位になるのは、「着信アリFinal」以来、実に6年ぶりの快挙となる。
「テルマエ」旋風は日本にとどまることなく、台湾に上陸。週末の興収が約440万台湾ドル(日本円で約1156万円)、3日間の興収では約600万台湾ドル(約1576万円)を記録した。
マンガ大賞2010を受賞したヤマザキマリの同名コミックを実写映画化した今作は、現代日本にタイムスリップした古代ローマ帝国の浴場設計士ルシウス(阿部)が、日本の風呂文化を学んでいく姿をコミカルに描いた。
4月に伊ウディネ・ファーイースト映画祭で、観客賞のひとつ「マイムービーズ賞」を受賞した今作は、9月8日にはカナダ・トロント国際映画祭でも上映される。今後は、台湾に続きイタリア、スイス、フランス、ベルギー、モナコ、バチカン市国、マルタ共和国、北アフリカ諸国などでの公開が決定しているほか、20以上の国と地域から配給オファーが寄せられており、更なる追い風が吹くことになりそうだ。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【私が次に観る映画は絶対にコレ】うおお…むちゃくちゃ面白そう――予告とあらすじだけで今すぐ観たい
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート