谷村美月、劇場版「トリハダ」完成に「ようやく終わり」と安どの表情?
2012年9月2日 23:45
[映画.com ニュース] 人気ホラードラマを映画化した「トリハダ 劇場版」の特別試写会が9月2日、東京・シネマサンシャイン池袋で行われ、主演を務める谷村美月とメガホンをとった三木康一郎監督が舞台挨拶を行った。
幽霊や怪奇現象などは一切登場せず、日常に潜む狂気や恐怖を描いた同名深夜ドラマの劇場版。地味で真面目な性格だが、上司と不倫関係にあるクレーム担当のオペレーター・ひかり(谷村)が、日頃から悩まされている女性クレーマーと隣人が同じ名前だと気づき……。映画には木南晴夏、佐津川愛美、入来茉里らが出演し、人気アイドルグループ「AKB48」の宮崎美穂が、オペレーター役で銀幕デビューを果たした。
谷村は2007年に放送されたドラマ版の1作目から出演。ふだんからホラーは苦手だといい「毎回、次があると知らずにやってきた。でも映画化と聞いて、これでようやく終わりかなって」と安どの表情。三木監督から「もういやになった?」と指摘されると、「いやではないですけど……。そんなに長期間は上映されないので、ファンの皆さんに好きと言ってもらえれば」と控えめにアピールしていた。
ドラマ版「トリハダ」をはじめ、数々のバラエティ番組を演出していた三木監督にとっては、劇場長編デビュー作だが「舞台が変わっただけでスタッフもほぼ同じなので、特に“劇場版”という意識はなかった。悩んだ点といえば、尺の長さくらい」と気負いはゼロ。舞台挨拶にはスペシャルゲストとして現在、三木監督が演出を手がけるドラマ「走馬灯株式会社」に出演する香椎由宇が登壇し、「まさかの第2弾があったら、お邪魔していいですか?」と早くも続編出演に名乗りを上げていた。
「トリハダ 劇場版」は、9月13日から全国で公開。