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「オーズ」コンビの渡部秀&三浦涼介、再タッグでも「さすがオレたち!」

2012年8月18日 19:10

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舞台挨拶に立った渡部秀と三浦涼介
舞台挨拶に立った渡部秀と三浦涼介

[映画.com ニュース] 東映の新レーベル「TOEI HERO NEXT」の第1弾「PIECE 記憶の欠片」のプレミア上映が8月18日、都内の劇場で行われ、主演の渡部秀三浦涼介下山天監督が舞台挨拶に立った。

「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズなど、数多くの特撮作品を手がけてきた東映が、新たな機軸から次世代のヒーロー像を構築する新レーベルの第1弾作品。「仮面ライダーオーズ」でコンビを組んだ渡部と三浦が再びタッグを組み、恋人の死から立ち直れない元エリート記者(渡部)と5つの人格をもったカメラマン(三浦)が、怪事件の謎を追うSFミステリーに挑んだ。

「仮面ライダーオーズ」の映司役で大ブレイクした渡部は、「ただいま。こうして戻ってこられて光栄」とファンで埋めつくされた会場に挨拶。落ちぶれた記者という実年齢よりも上の役柄に、「大人っぽく見えないといけないのでいろんな方の仕草をマネたり、現場では意識して飲めないコーヒーを飲んでいた」と明かし、笑いを誘った。三浦との再タッグは、「『やるからには素晴らしい作品をつくろう』って話していた。難しいアクションシーンも1発OKで、カメラマンさんも『息ぴったりだね』って。さすが俺たち!」と名コンビぶりをうかがわせた。

同じく「仮面ライダーオーズ」のアンク役でブレイクした三浦は、5重人格者という難役に挑み「台本を読んでる時は言葉のニュアンスで違いが分かるけど、実際に演じると見た目が変わらないので難しかった。いろんなものを調べて自分なりに想像しながら演じた」と役作りに励んだ。そんな三浦を、下山監督は「5重人格の役をどうしようかと悩んだけど、初日の三浦君の演技でスタッフ一同、良い意味で凍った」と絶賛していた。

下山監督は、「映司とアンクというキャラクターががっちりできていたけど、今回はゼロから。2人のネクストのステージであり、ヒーローの次のステージのものを作らないと。男ながらにゾクゾクしながら撮った」と振り返った。そして、「続きそうな気配があるので、次のストーリーも作って待っている。2人ならやってくれるのでは」と続編の可能性をほのめかし、会場は温かい拍手で包まれた。

PIECE 記憶の欠片」は9月1日から公開。

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