AKB48大島優子、実印購入を明かす「大人の重みを感じる」
2012年8月11日 16:55
[映画.com ニュース] 闇金融の世界をリアルに描いた映画「闇金ウシジマくん」の高校生限定ティーチイン試写会が8月11日、都内で行われ、主演の山田孝之とヒロイン役の大島優子が出席した。山田は「お金は自分が何かしたいこと、得たいものへの中間に位置するもの。最終目標にはしないでほしい」と会場に駆けつけた約100人の高校生にメッセージ。客席から「最近した一番大きな買い物は?」と聞かれ、「去年やっと車を初めて買いました」(山田)、「最近、実印を買いました。使うには大きな決断が必要だし、大人の重みを感じる」(大島)と明かした。
コミック累計600万部を誇る真鍋昌平の同名人気コミックを実写化したドラマの劇場版。違法な金利で金を貸し付ける闇金業者・丑嶋馨(山田)が債務者を非情に追い込み、裏社会で暗躍する姿を描く。大島が母親の借金を背負い出会い系カフェのバイトにのめりこむフリーターを演じるほか、林遣都、崎本大海、やべきょうすけ、新井浩文ら個性豊かなキャストが顔をそろえる。
ある男子高生が「この夏人気者になりたいが、どうすればいいか」と質問すると、山田は「本当に人気者になりたいですか? 注目されると面倒くさいですよ」と“山田節”を全開。それでも「周りが見えないくらい何かに打ち込んで、面白い人になればいい。そうすれば自然と人気者になれる」とアドバイスした。
大島は過去に盲腸とのどの手術を受けた経験を「もうAKBとして活動していた時期なので、もし手術を受けてしまうと、自分の居場所がなくなってしまうと不安になった」と述懐。そして「ガムシャラに生きることの大切さを感じました。過激な作品ですが、皆さんにとって何かの道しるべになれば」と作品をアピールし、「やっぱり制服姿って、キラキラしていていいですね」と“リアル”な高校生たちの姿に目を輝かせた。試写会には山口雅俊監督も出席した。
「闇金ウシジマくん」は、8月25日から全国で公開。
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