橋本愛「アナザー」初日に“ホラー顔”告白
2012年8月4日 14:01
[映画.com ニュース] 小説、コミック累計で110万部を突破した綾辻行人原作の学園ホラーを映画化した「Another アナザー」が8月4日、全国230スクリーンで公開。主演の山崎賢人をはじめ橋本愛、袴田吉彦、加藤あいと古澤健監督が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台挨拶を行った。
主要キャストは浴衣姿で登場。物語のカギを握る左目に眼帯をした謎の少女・鳴を演じた橋本は、上映後の熱気に包まれた客席を前にしながらも「まだ公開された実感がわかない。それにしても、目の前の方々の威圧感がすごい」といたってマイペースだ。
映画のクライマックスでは、激しいアクションシーンにも挑んだが「火を使っての撮影だったので、本当に死ぬのかなと思いながら演じていました」とあっさりと大胆発言。これには、古澤監督が「死ぬつもりでやっちゃダメでしょ」と思わずツッコミを入れた。
完成した作品については、「1人1人と死んでいくところは、グロテスクなものが苦手なのでよく目を背けてしまった」と感想。すると、怖がりだと自任する加藤が「鳴ちゃんは最初は人なのかもよく分からなくて、冒頭から本当に怖かった。愛ちゃんはしゃべるとほんわかしているのに、口を閉じたときの雰囲気がねえ」と“恐怖体験”を吐露。橋本が「私って、ホラー顔ですよねえ」とあっさり認めると、客席は爆笑に包まれた。
また、橋本はバドミントン経験者で、この日深夜にロンドン五輪の女子ダブルス決勝に挑む藤井瑞希・垣岩令佳組の藤井とは同じ熊本出身。しかも、藤井は8月5日が誕生日だと聞かされたが「誕生日じゃなくても、金メダルは取ってほしいですよね。まあ、いろんな意味も含めておめでとうと言えるようにがんばってほしい」と独特の言い回しでエールを送っていた。