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田原総一朗「TVも新聞も信用しちゃダメ」日本のジャーナリズムを徹底批判

2012年8月4日 17:00

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日本のジャーナリズムを徹底批判した田原総一朗
日本のジャーナリズムを徹底批判した田原総一朗

[映画.com ニュース] 報道写真家・福島菊次郎に密着したドキュメンタリー「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」の公開初日を記念し8月4日、ジャーナリストの田原総一朗と堤未果が「今、我々の目の前にあるニッポンの嘘」と題したトークショーを東京・銀座シネパトスで行った。

映画は戦後日本を見つめ続けてきた福島氏の2009年からの3年間に密着。カメラマンとして時代を象徴する事件を追い続けたが、保守化する世情やメディアと決別した後は、無人島で自給自足の生活を送ったことも。胃がんの切除手術を受け自身の最期を自覚し始めた11年、東日本大震災が発生すると、再びカメラを手に原発事故が起きた福島県へと向かう。

田原氏は「年金ももらわず生活し、一貫した姿勢を貫くブレない姿がすごい。僕なんてブレっ放し。この映画を見ると恥ずかしくなる」。それでも「時代が進むなかで、日本のメディアは権力に迎合し、無難な報道をするようになった。どこで誰がこう言ったという“発表報道”に終始しているTVも新聞も信用しちゃダメ」と現代日本のジャーナリズムを徹底批判。さらに「記者会見に行くと、記者が発言者の顔も見ずにパソコンをパチパチしているでしょ。それを送ってデスクが原稿を書いているんだから(笑)」と指摘し、「まあ、そういう人たちが手を抜いてくれるおかげで、我々の商売が成り立っている」と皮肉まじりに、現状を憂えていた。

「ルポ貧困大国アメリカ」などの著書で知られる堤氏は、福島氏の魅力を「常に一番弱い存在に寄り添い続けている。今のメディアは事件や事故の被害者に対して、あまりに無神経。福島さんが違うのは常に『自分の行動は正しいのか』『でも写真を撮りたい』とせめぎ合いながら、自問し続けている点」と分析していた。

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