TOHO×凸版、文化財を映画館で学ぶ新サービス
2012年8月2日 22:15
[映画.com ニュース] TOHOシネマズと凸版印刷は、バーチャルリアリティ(VR)映像で文化財が学べる教育機関向け学習コンテンツ上映サービスを共同開発する。文化財を映画館で学べる新しいサービスとして、10月17日からTOHOシネマズ六本木ヒルズで実証実験を行う。
一般的に仏像や遺跡などの貴重な文化財は、公開期間が限られ、立ち入りや見学が制限され、細部まで詳しく鑑賞することが難しい。そこで、今回の両社の協業は、文化財に対する興味や知識を分かりやすく得られる環境の提供を目指していく。
具体的には、TOHOシネマズの映画館と、凸版印刷がこれまでに制作してきた文化財を題材としたVR作品を活用。小中高校、大学などの教育機関での団体利用を対象に、文化財を体感的に学習できる映像コンテンツを上映する。
凸版印刷が保有する高精細デジタルアーカイブデータを活用した高品位の文化財VR作品の映像と、TOHOシネマズの上映環境を組み合わせることで、世界遺産や日本の寺院、国宝など、文化遺産の鑑賞を、臨場感のある映像体験として可能にする。
両社は、六本木ヒルズでの実証実験の効果を検証し、改良を行い、2013年4月から東京近郊のTOHOシネマズの映画館で本格的にサービスを開始。さらに、14年3月には全国展開する方針。(文化通信)
■名 称=シネマde文化財 ~みる・しる・わかる歴史体感教室~
■上映日程=10月17日(水)・31日(水)、11月14日(水)・28日(水)
■上映時間=10時30分~11時30分
■会 場=TOHOシネマズ六本木ヒルズ
■料 金=一般・大学生・専門学校生1000円、高校生・中学生・小学生800円
■上映演目=(1)世界遺産 古都奈良(10月17日、11月14日)「唐招提寺 金堂の技と鑑真和上に捧ぐ御影堂の美」「よみがえる興福寺中金堂/阿修羅像」、(2)世界遺産 海外 (10月31日、11月28日)「故宮 ‐紫禁城 天子の宮殿‐」「ウスペンスキー大聖堂」
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