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ジミー大西、被災地の子どもたちと巨大な絵を制作「一歩ずつ進んでいこう」

2012年7月16日 16:15

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被災地の子どもたちの巨大な絵 を制作した画家のジミー大西
被災地の子どもたちの巨大な絵 を制作した画家のジミー大西

[映画.com ニュース] 元お笑いタレントで画家のジミー大西が7月16日、東京のグッチ新宿で開催中の「ドリームワークス」展のワークショップに参加し、昨年の東日本大震災で被災した子どもたちと一緒に大きな絵画を制作した。「自然の宝石」と題された本作は同展で展示後、被災地に贈られる予定だ。

子どもたちと“山”をテーマに絵を制作したジミーは、「子どもたちは磨けばもっともっと宝石のように輝くし、カブトムシや星や太陽や、この絵には自然がいっぱい。真ん中には、一歩ずつ一歩ずつ進んでいこうというイメージで馬を描いた」とタイトルの由来を説明。完成した作品を見て、「いい出来。みんな元気いっぱいに描いてくれて僕もワクワクした。これからも子どもたちのエネルギーで絵を描いていこうと思う」と子どもたちと満面の笑みを浮かべた。

同展では、ジミーが同ブランドのために描きおろした作品のほか、約20点の代表作を展示。新宿通りに面した8メートルに及ぶウィンドウには、“大地の息吹”をテーマにアフリカの大地でキリンやシマウマたちが躍動するカラフルな巨大ディスプレイが展示されており、ジミーの「子どもたちに元気に、わくわくした気持ちになってもらえるように」という思いが込められている。

ジミーは、「絵を描いていて盛り上がるのは新しい発見ができたとき。最近新しい技法が浮かんできた。絵を描き始めて20年、こういう機会に恵まれてうれしい」と同展にかける思いを語った。そして、「僕は画家というほど大したもんじゃない。楽しんでやらせてもらっている」と謙虚に話し、芸人としての活動は「新しいギャグができたら笑かしたいけど。かれこれ15年はできてない」と今後も画家としての活躍が期待される。

ジミー大西「ドリーム ワークス」展は、グッチ新宿3Fイベントスペースで8月5日まで開催される。

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