AKB48柏木由紀、ソロデビュー決定！　サプライズ発表に目を潤ませ飛躍誓う

［映画.com ニュース］　AKB48の柏木由紀がソロCDデビューすることが、7月13日に中野サンプラザ（東京・中野）で行なわれた柏木初のソロライブで発表された。柏木本人には知らせぬまま、ライブ中に秋元康プロデューサーがGoogle＋（グーグルプラス）上にソロデビュー決定の一報を投稿。思いもよらぬ朗報に柏木は、目を潤ませながらさらなる飛躍を誓った。

2冊目の写真集「ゆ、ゆ、ゆきりん…」（集英社刊）の購入者特典として、応募総数約5万人の中から抽選で選ばれた2000人が招待された今回の「1stソロライブ～寝ても覚めてもゆきりんワールド～」。以前よりファンへの感謝の気持ちを込めたソロライブを熱望していた柏木の夢がついに実現した。

9種類の衣裳に次々着替え、「フレンチ・キス」の「カッコ悪いI love you！」を皮切りに柏木本人が厳選した計19曲を熱唱。以前よりハロプロ好きを公言している柏木だが「プッチモニ」の「ちょこっとLOVE」や松浦亜弥のヒット曲「桃色片想い」をカバーした。さらに柏木の憧れのアイドルである松田聖子の「渚のバルコニー」に「スピッツ」の名曲「空も飛べるはず」など多彩な選曲でファンを魅了。特訓を積んだピアノの演奏やブランコに乗ってのパフォーマンスなどサービス満点の演出にファンからの喝采を浴びた。

最初のMCでは「緊張しますね、どうしよう？」と戸惑いを見せつつも、自分の名前のうちわやボードが客席を埋め尽くしている光景が「うれしくて仕方ない」とニッコリ。「伝説として語り継がれるコンサートにしたい」と語り、着席したファンに立ちあがるように求めた。

15日に21歳の誕生日を迎える柏木のために、ファンがバースデーソングを歌い、ランプで客席のハートマークを作るというサプライズ演出も。柏木は「15歳で（AKBに）入ってもう21歳……。いっぱい勉強してまたこうしてみなさんの前に立てるようにがんばりたい」とひと足早く21歳の抱負を語った。

そしてアンコールでは、シークレットゲストとして柏木が所属するAKB内ユニット「フレンチ・キス」の高城亜樹、倉持明日香、さらに柏木と同じ事務所に所属する「ネプチューン」の名倉潤が登場。名倉の合図で秋元プロデューサーからの伝言として、Google＋へ投稿された「（一部省略）……『柏木由紀をソロデビューさせます』　フレンチキスも続行するので、心配しないでください。柏木のバラードに惚れました。」というメッセージがスクリーンに映し出された。

客席は大歓声に包まれ「ゆきりん」コールがわき起こったが、柏木は驚きと喜びのあまり絶句。「ホントにホント？」とにわかに信じられない様子で「人はビックリと嬉しいが一緒に来ると何を話していいか分からなくなるんだね」と呆然とつぶやいた。

改めて「ソロデビューは将来の夢としてあったんですが、このタイミングでファンのみなさまの前でうれしいお知らせを聞くことができてすごくうれしい！」とファンと喜びを分かち合った。「ここを第一の通過点としてさらにパワーアップしたものを見せていけるようにがんばりたいと思います」とさらなる飛躍を約束。最後に高城、倉持と共に「ロマンス・プライバシー」を熱唱した。

なお柏木のソロCDデビューの日程など詳細に関しては未定。