「ウルヴァリン」最新作ヒロインは演技未経験の日本人トップモデル
2012年7月10日 11:04

Photo by: Riccardo S. Savi/Getty Images Entertainment
[映画.com ニュース] トップモデルの岡本多緒が、ヒュー・ジャックマン主演の大ヒットアクション「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(2009)の続編「ザ・ウルヴァリン(原題)」のヒロインに大抜てきされたことがわかった。バラエティ紙によれば、米20世紀フォックスが7月9日(現地時間)にキャスト陣を発表。ウィル・ユン・リー、真田広之、イタリア在住の日本人俳優ハル・ヤマノウチ、モデルの福島リラの出演も決定した。
マリコ役に起用された岡本は千葉出身で、現在27歳。14歳でモデルデビューし、06年には単身で渡仏。エマニュエル・ウンガロとマーティン・グラントのショーでパリコレに初参加した。09年のニューヨークコレクション時には、ロングヘアから後に“TAOヘアー”と呼ばれるようになるマッシュルームカットにし、一世を風びした。
その後も、米版「ヴォーグ」をはじめ「ハーパース・バザー」「V」「アリュール」など国際的な雑誌で活躍。10年には、第6回VOGUE NIPPON Women of the Yearに選出されている。
8月に豪シドニーのフォックス・スタジオでクランクインするといわれている今作は、「ナイト&デイ」「3時10分、決断のとき」のジェームズ・マンゴールド監督がメガホンをとる。脚本は、「ユージュアル・サスペクツ」のクリストファー・マッカリーが執筆。当初は2011年中の日本ロケが予定されていたが、東日本大震災の影響でプリプロダクションが中断していた。これまでに続き、ジャックマンが驚異的な身体能力と鉄爪をもつミュータントのウルヴァリン役で主演する。
全米公開は、2013年7月26日に決定。日本公開は同年予定。
(映画.com速報)