風間俊介「鈴木先生」で史上最悪の事件を起こすOBに
2012年7月7日 10:00

[映画.com ニュース] 俳優の風間俊介が、第49回ギャラクシー賞で優秀賞を受賞したドラマを映画化する「鈴木先生」に出演していることがわかった。風間は、女子生徒を人質にとって学校に立てこもるという、同作史上最悪の事件を起こす緋桜山中学のOB・勝野ユウジを演じる。
10月から放送されるNHK朝の連続ドラマ小説「純と愛」で、ヒロインの相手役を務める風間は、「3年B組金八先生」第5シリーズ(1999)、第6シリーズ(01)に出演。その後、11年には「中学生日記」で3年B組の教師役として出演するなど、中学校を舞台にした作品と縁が深い。
今作では、現代の学校教育のゆがみの中でもがき苦しむ青年役としての出演。出演を聞いたときは、「以前から漫画もドラマも大好きで、出演できることになった時は心からうれしかったです。すでに素晴しい空気が作品に漂っていたので、その空気を汚すことなく異物として混入できたらいいなと思った」という。ユウジを演じるにあたって「絶対に許される行為ではないのですが、同じように救いがたき鬱屈(うっくつ)とした辛さを抱えた人が見て、救われた気持ちになってもらえたらよいなあと思いながら演じていました」と話す。
テレビ東京の山鹿達也プロデューサーは、「ユウジには『鈴木先生ワールド』に異分子として圧倒的な存在感が必要でした。風間さんは、確かな演技力と存在感、そして何よりも『金八先生』の申し子という点からオファーしました」と起用理由を説明。そして、「自分に許されていた最後の居場所を失ったとき、ユウジが抱える非常に複雑で難解な心情を、繊細さと凶暴性を見事に表現し、的確に演じています。ぜひご注目ください」とコメントを寄せている。
また、ユウジの同級生でOBの田辺満役を浜野謙太、かつての鈴木先生の教え子・白井役を窪田正孝が演じる。
「鈴木先生」は、2013年1月12日から全国で公開。
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