平愛梨、同い年の俊英監督にイラッ 舞台挨拶で和解
2012年6月16日 16:07

[映画.com ニュース] 群馬・桐生を舞台にしたご当地映画「からっぽ」の初日舞台挨拶が6月16日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、主演を務めた清水尚弥、ヒロイン役の平愛梨、大杉漣、草野翔吾監督らが登壇した。
テレポートの能力をもった存在感の薄い高校生・加藤小判(清水)が、帰る家のない女性シーナ(平)と出会い、奇妙な共同生活を始める。清水扮する主人公は、テレポートした先で一糸まとわぬ姿になってしまうという設定で「台本を読んで正直どうしようと思ったが、初日の最初のシーンで“すっぽんぽん”になったので、その後は思い切りがついて良かったです」と振り返った。
一方、劇中で作品のイメージに合わせたショートカットを披露した平は「監督には、頭に来ることもあった」と不満爆発。「ふだんは謙虚で気づかいをしてくださるが、いざ本番になるとこだわりが強くって。私が銭湯から出てくる小判を待ってイライラするシーンを、なかなか撮ってくれなかった」と語った。当の草野監督は「イライラさせるための演出だった」と認め、平も「私のために、あえてそうしてくれたので感謝している」と“和解”した。
草野監督は桐生市出身で、平と同じ27歳。早稲田大学社会科学部在学中からNHK-BSの特番ドラマの監督を務めた。大杉は、草野監督が学生時代に手がけた「Mogera Wogura」(2009)にも出演しており「当時から映画に対してまっすぐな目線をもっていた。それにとてもヤンチャな人。今回もその姿勢を見失わず、2作目が完成し良かったなと思う。まるで父親みたいになっていますが(笑)」と目を細めていた。舞台挨拶には宮下順子、山本浩司、向清太朗が同席した。
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