ボブ・マーリー財団初の公認ドキュメンタリー、レゲエの神様に迫る
2012年6月6日 13:30

[映画.com ニュース] “レゲエの神様”と称される、ボブ・マーリーさんに迫ったドキュメンタリー「ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド」の予告編とポスタービジュアルが、このほど公開された。ボブ・マーリー財団初のオフィシャルドキュメンタリーで、マーリーさんの知られざる素顔やルーツを探る。
マーリーさんは、ラスタファリ運動の思想を背景とした音楽を展開し、“レゲエ”という音楽ジャンルを確立。“ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー”で19位に選出されるなど、死後も世界中に多大な影響を与えている。
今作は、ジャマイカ独立50周年記念として製作。「ブラック・セプテンバー 五輪テロの真実」で、第72回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したケビン・マクドナルド監督がメガホンをとり、マーリーさんの長男ジギー・マーリー氏が製作総指揮を務めた。
マーリー氏をはじめとした遺族、友人ら60人以上にインタビューを敢行。過去のライブ映像、ゴスペルバージョンの「ノー・ウーマン、ノークライ」などの未発表音源、プライベート映像を交えながら、36年の生涯をひも解く。
予告編は、ステージ上で圧巻のパフォーマンスを披露するマーリーさんと、熱狂するファンの姿が映し出される。マーリーさんが「命、人生、愛」について語る映像を通して、世界的アイコンの実像が明らかになっていく。
マーリー氏は「父を描いたものが多数あるなかで、この映画のなにが素晴らしいって、伝説のレゲエ・ミュージシャンとしてではなく、ひとりの男として父を描いているところだ。そこに、人々は感情的にひき付けられると思う」と自信をのぞかせている。
「ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド」は、9月1日から全国で公開。
(C)SHANGRI-LA ENTERTAINMENT LLC AND TUFF GONG PICTURES LP 2012
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの面白そうな物語は…!
【ヤバすぎる世界へ、ようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”…予告だけで今すぐ観たい!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ