三根梓、高校時代の恋愛は「あこがれで終わった」と告白
2012年6月4日 21:00
[映画.com ニュース] 新人女優の三根梓が6月4日、都内で行われた主演映画「シグナル 月曜日のルカ」の女子高生限定試写会に、主題歌を歌うKylee(カイリー)とともに出席。Kyleeは、女子高生50人を前に主題歌「未来」を歌い上げた。
関口尚の小説「シグナル」(幻冬舎文庫刊)を映画化した本作。ある事件をきっかけに3年もの間、映写技師を務める映画館から一歩も出られなくなった少女と、夏休みのアルバイトで助手として働くことになった青年の交流を描く。
都内の大学に通う三根は、制服姿の女子高生を前に「みなさんの目がキラキラしていて緊張します」とはにかんだ。高校時代は、バレーボール部の活動に打ち込んでいたそうで「部員がたくさんいたんですが、みんな仲が良くて練習の後に遊びに行ったり、バカなことをやって笑い合っていた」と述懐。恋の思い出については、「恋愛にあこがれを持っていましたがあこがれで終わってしまいました……。部活や友だちと遊んでいる方が楽しかったです」と苦笑いを浮かべた。
一方のKyleeは米アリゾナ育ちの18歳で、名門スタンフォード大学への進学が決まっているが、高校生活は三根と同様に「恋愛のことを考えるよりも友だちとの時間を大切にしていました」。さらに、「私は彼氏を作ったことはないんです。好きになることはあるんですが……」と恥ずかしそうに告白。「好きになっちゃうことを英語では“crash(クラッシュ)”と言いますが、そういう気持ちや恋愛に向かって頑張るということが大事というメッセージを曲に込めています」と明かした。
恋愛経験が豊富とは言えない2人だからこそ、劇中の恋模様にドキドキさせられた様子。三根は、「西島(隆弘)さんが演じる恵介が『おれが守りますから』と言うシーンは、優しいだけでなく強く男らしい恵介にキュンとしました」と語り、Kyleeも「恵介が最初から最後までいつも笑顔でいてくれてキュンとなりました」と同意。三根は、「そういう男性がそばにいてくれるだけで安心するし、キュンとしちゃいます」と語っていた。
「シグナル 月曜日のルカ」は、6月9日から全国で公開。