ジョン・ウー監督、鈴木清順監督の名作「野獣の青春」をリメイク
2012年5月17日 16:00

[映画.com ニュース] 「M:I-2」「レッドクリフ」のジョン・ウー監督が、鈴木清順監督の1963年の名作「野獣の青春」をリメイクすることが分かった。
宍戸錠が主演した「野獣の青春」は、大藪春彦著「人狩り」が原作。元刑事の一匹狼ジョーが、暴力団たちに立ち向かう姿を描いたハードボイルドアクションだ。
米Deadlineによれば、リメイク版のタイトルは「Day of the Beast(原題)」で、苦い過去を持つ欧米人の男が、東京を舞台にヤクザとロシアギャングの抗争に巻き込まれる。メガホンをとるウー監督とテレンス・チャンの製作会社ライオン・ロック、そして日活が共同製作する。
ウー監督は、「このリメイクは、創立100周年を迎えた日活がこれまで生み出してきた、素晴らしい映画とフィルムメイカーたちに対する私の敬意を表すものです。とても楽しみであると同時に光栄に思っています」とコメントを発表。
日活の佐藤直樹社長は、6000本を超える日活映画のなかでも「野獣の青春」は最も重要なタイトルのひとつと語り、「私たちはウー監督に多大な尊敬の念を抱いており、世界に向けてこの映画を製作してくださることをとてもうれしく思っています。映画作りにおける次の100年に向けた、素晴らしいスタートです」と話している。
また、オリジナルの大ファンで、10年以上前からリメイク化を熱望していたというチャンは、「今回のパートナーシップ、そして夢を叶えてくれた日活に感謝します!」と喜びを語っている。
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