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「貞子3D」アジア公開決定 貞子「私は国際派女優」と胸張る

2012年5月12日 11:57

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フォトセッションには貞子も参加
フォトセッションには貞子も参加

[映画.com ニュース] 12年ぶりに3Dで復活するホラー映画「貞子3D」のアジア各国での公開が5月12日、配給の角川映画から発表された。全国214スクリーンで封切られたこの日、主演の石原さとみをはじめ瀬戸康史山本裕典田山涼成橋本愛英勉監督、貞子は東京・角川シネマ新宿での舞台挨拶に登壇。韓国や香港で公開されると聞いた貞子は、話すことができないため英監督を通じ「貞子ジェセヨ。私は国際派女優」とコメントし、肩を震わせながら胸を張った。

日本を代表するホラーアイコンの貞子が、アジアを席巻する。6月14日の韓国、香港を皮切りに、同21日にはシンガポールでの公開が決定。特に韓国では、日本映画として最大級の200スクリーンで上映されるという。石原は、「うれしい! シンガポールには友だちがいるので、見てもらいたいですね」とほほ笑んだ。

貞子役として出演した橋本は、「今回はなんともヘビーな役をやらせてもらいました。私はラストの10数分しか出ていないのですが、いろんな貞子が出てくるので楽しんでください」とニッコリ。石原演じる主人公・茜の恋人役に扮した瀬戸は、「マニアックな方は気づいたかもしれませんが、僕が演じた安藤孝則は以前にも出てきているんです。その時は幼いころに亡くなってしまったんだけど、貞子に復活させてもらっている。今回はどうやって復活したんでしょうねえ」と問いかけた。

また、原作者の鈴木光司氏も応援に駆けつけた。貞子を見るなり「しばらく見ないうちに大きくなったなあ、おまえ。最近、反抗期じゃないか?」と語りかけ、これには貞子もタジタジ。作品については、「めちゃめちゃ面白かった。このシリーズに出ると、出演者はみんなビッグになる。僕は人間パワースポット」と話し、笑わせた。英監督も、「どっちでもいい3Dってありますが、今回はちゃんとした3D。これで貞子が飛び出さなかったら詐欺ですから」と期待をあおっていた。

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