上戸彩、温泉旅館の女将からラブコール「息子の嫁に」
2012年4月27日 05:00
この日は、「お風呂で日本を元気にしよう!」というメッセージを発信するため、全国の温泉旅館の女将や温泉地や温泉施設で働く女性約250人が結集した。地元・伊香保温泉「塚越屋」女将の塚越裕子さんは、同作を「久しぶりに笑い声のあがる楽しい映画を見させていただきました」と大絶賛。そんな女将たちを見て、アジサイ柄の着物姿で登場した上戸は「格好いいですね。着物を着慣れていて、尊敬します」とほほ笑んだ。
漫画家を目指すヒロインの日本人女性・真実に扮した上戸は、もともと温泉が好きだといい「ふだんはまとまった休みがなかなか取れないので、母とロマンスカーに乗って強羅に行くことが多いですね。国内旅行を選ぶときは、温泉宿を選びます」とアピール。すると塚越さんは、「すぐにでも私の息子のお嫁さんになっていただきたい。ずっと見ていたいわ」と強烈なラブコールをおくった。さらに「伊香保は子宝の湯で、双子が産まれることが多いんです」と話すと、上戸も「本当ですか? 3回くらい産みたいです!」と切り返し、笑いを誘った。
同所での撮影は短期間ながら、上戸は空き時間を使って主演の阿部寛とデートしたそうで「石段のところで足湯に一緒に浸かったり、射的をしました。すごく楽しかった思い出があります」。そして、今作に出演し「余計に温泉が好きになりました。日本の伝統のお風呂が、いろいろな国に広まったらいいなと思いました」と満面の笑みで語った。
今作は、イタリア人の夫をもつ漫画家ヤマザキマリの同名ギャグ漫画(「月刊コミックビーム」で連載中)が原作で、「マンガ大賞2010」と「第14回手塚治虫文化賞短編賞」をダブル受賞した話題作。アイデアに煮つまった設計技師ルシウスが、友人に誘われて訪れた公衆浴場で現代の日本の銭湯にタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのは、「平たい顔族(=日本人)」。日本の風呂文化に衝撃を受け、これまでの価値観を覆されたルシウスは、そのアイデアを古代ローマに持ち帰り名声を得ていく姿を描く。
「テルマエ・ロマエ」は、4月28日から全国で公開。
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