ジョニー・デップ「ローン・レンジャー」の奇抜メイクの元ネタを明かす
2012年4月26日 11:45

[映画.com ニュース] 現在撮影中の西部劇「ローン・レンジャー(原題)」で、奇抜なメイクをしているジョニー・デップが、その元ネタを明らかにした。
「ローン・レンジャー(原題)」はアメリカの往年のラジオドラマ(後にドラマ化)の映画化で、主人公ローン・レンジャーをアーミー・ハマー、相棒トントをデップが演じている。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが、Twitterでスチルを初公開したとき、デップの奇抜なメイクが話題を集めた。
デップ扮するトントは、作りカラスを帽子のように頭に乗せ、白塗りの顔に縦縞の線が入っている。キッスやマリリン・マンソンが元ネタではと憶測が飛んだが、デップはエンターテインメント・ウィークリー誌の取材で元ネタが絵画であると明言。アメリカ先住民のポートレートを得意とする画家カービー・サトラーによる「I Am Crow」という作品が元になっているといい、白塗りの顔や縦縞の線などは酷似。ただし、カラスを帽子にするアイデアは、デップ自身のひらめきだ。
元の絵画では、アメリカ先住民の兵士の後ろをカラスが飛んでいる構図だが、デップはカラスの死骸を「スピリチュアルなガイド」として頭に乗せることを思いついたという。「他人には死骸に見えるが、トントにとっては死んでいない。生き生きとした存在なんだ」。
アメリカ映画史では、これまでにさまざまなアメリカ先住民像が描かれているが、紋切り型ではない、独創的なアメリカ先住民像を生み出したいという欲求から、こうした外見になったとデップは説明している。「ローン・レンジャー(原題)」は2013年5月13日から全米で公開予定。
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