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放送形態の多様化でエミー賞の選考が困難に?

2012年4月22日 12:30

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エミー賞受賞の人気ドラマ「マッドメン」
エミー賞受賞の人気ドラマ「マッドメン」
(C)MMVII Lions Gate Television Inc. All Rights Reserved

[映画.com ニュース] 米テレビ界最大の祭典とされるエミー賞が、昨今のテレビを取り巻く急激な変化に頭を悩ませていると、The Wrapが報じた。

エミー賞は夜帯に放送される番組を対象としたプライムタイム・エミー賞と、昼帯に放送の番組を対象にしたデイタイム・エミー賞に分けられている。しかし、定額制ストリーミングサービスで最大のシェアを誇るネットフリックスはオリジナル番組の獲得に積極的で、惜しまれつつ放送終了となっていた「ブルース一家は大暴走!」新シーズンや、デビッド・フィンチャー監督が制作総指揮を務める「House of Cards」などを獲得。さらに、ノルウェードラマ「Lilyhammer」のストリーミングを開始している。

ネットフリックスのオリジナルコンテンツはテレビ放送されないため、放送時間が存在しない。そのため、現行ルールではこれらの作品がいかに優れていてもエミー賞の対象にはならない。こうした時代の変化に対応すべく、同賞を選考する米国テレビ芸術科学アカデミー(ATAS)はさまざまな対策を検討しているという。放送時間帯でなく、番組の特徴で区別するという案が有力で、刑事ドラマや大人向けのアニメ、シチュエーションドラマならばプライムタイム・エミー賞、メロドラマならばデイタイム・エミー賞に振り分けるという。

また今後、テレビ放送のない優良な動画コンテンツが増えた場合は、新たなカテゴリーを設けることも検討しているという。番組の配信形態が多様化するなかで、エミー賞も変化を迫られているようだ。

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