映画初主演のAKB48多田に「渡り廊下」同僚の仲川から珍アドバイス
2012年4月18日 08:00
[映画.com ニュース] 「AKB48」と派生ユニット「渡り廊下走り隊7」の多田愛佳が主演し、今年AKB48を卒業した平嶋夏海も出演する映画「×ゲーム2」の先行プレミア上映会が4月17日、都内の劇場で行われた。多田をはじめ共演のユキリョウイチ、白石朋也、瀬戸カトリーヌ、名高達男、山田雅史監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。
山田悠介の人気小説を映画化したホラーサスペンス「×ゲーム」に続く第2弾で、山田自身が原案を担当した本作。何者かに襲われ学校の教室と思しき場所に監禁され、罰ゲーム付きの不可解な“授業”に強制的に参加させられる女子高生らの恐怖体験を描く。
映画初主演を果たした多田は「緊張しましたが、自信を持てた映画になったなと思います」と成長を実感している様子。前作には、同じ「渡り廊下走り隊7」の菊地あやかと仲川遥香が出演していたこともあり、「比べられちゃうというプレッシャーがあった」と明かす。菊地と仲川からのアドバイスを問われると、「あやりん(=菊地)からはなかったです(笑)。はるごん(=仲川)には『ホラーだけど現場は楽しいよ。お菓子がいっぱいあって太っちゃうから気を付けてね』とは言われたけど、演技のアドバイスはなかったです」と明かした。
撮影は昨年の10月に行われたが、密室劇とあって窓もふさがれた部屋での撮影に、山田監督は「蒸し暑くて本当に過酷で罰ゲームのようでした」と苦笑交じりに述懐。それでもキャスト陣からは口々に「楽しかった」という言葉が聞かれ、和気あいあいとした現場の雰囲気をうかがわせた。瀬戸は「ホラー映画が大好きなんです」と意外な告白で本作への出演の喜びを語り「前作を上回る怖い密室劇になっています!」とアピールしていた。
「×ゲーム2」は4月21日から全国で公開。