「タイタンの逆襲」、“ビックリマン”イラストレーターと奇跡のコラボ

ビックリマンは、1977年にロッテから発売された菓子シリーズ。特に10代目に登場した「悪魔VS天使シール」は、空前のブームを巻き起こし漫画化やアニメ化された。配給元のワーナー・ブラザースは、全キャラクターを制作した米澤稔氏、兵藤聡司氏に本編に登場するキャラクターのイラスト化を依頼したことで、話題必至のシールが20万枚限定で誕生することになった。

イラスト化されたのは、双頭獣「キメラ」、先頭の鬼「マカイ」、眠りから目覚めた全長500メートルの巨神「クロノス」、ギリシャ神話に欠かせない「ペガサス」の4種類。米澤氏と兵藤氏は今回の依頼に興奮を隠しきれない様子で、「作品キャラを拝見させていただき、その魔物キャラを見た瞬間に、私がデザインしてきたビックリマンにも通じるキャラの完成度や面白さに感動して、これはぜひやりたい！　いや、やらねば！　と思いました」とコメントを寄せている。

映画は、ワーシントンのほか、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズら、前作で圧倒的な存在感を見せ付けた俳優陣が再結集。怪物クラーケンを打ち破ってから10年後が舞台で、神々の王ゼウスと人間の間に生まれたデミゴッド（半神半人）のペルセウスは、人間の漁師として静かな生活を送っていた。一方で、人間からの崇拝を失い力の弱まった神々は、地上支配を目論むタイタン族に対し劣勢になっていた。ペルセウスは父ゼウスを助けるため、仲間とともに過酷な旅に出る。

「タイタンの逆襲」は、4月21日から全国で公開。