「007」ダニエル・クレイグ、エリザベス女王から直々に短編製作オファー
2012年4月4日 19:30
[映画.com ニュース] 今夏開催のロンドン五輪の開会式に、ダニエル・クレイグ扮する「007」シリーズのジェームズ・ボンドが映像出演することが明らかになった。
英ガーディアン紙によれば、開会式の演出を手がけるダニー・ボイル監督とクレイグに対して、エリザベス女王から直々に短編映画製作の依頼があり、すでに撮影も完了しているという。
「アライバル(The Arrival)」と題された短編で、クレイグ扮するボンドはバッキンガム宮殿を訪れ、女王から「オリンピックの開会を告げる」というミッションを命じられる。その後、ボンドはヘリコプターでオリンピックスタジアムへ向かい、パラシュートで競技場に降りてくるという内容だという。
撮影チームは宮殿内の私室に入ることも許可されたといい、エリザベス女王がカメオ出演しているという噂もある。今年はエリザベス女王の即位60周年、そして「007」シリーズの50周年にもあたり、またとない豪華なコラボレーションとなりそうだ。
ロンドン五輪開会式は7月27日に開催される。