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阿部寛、18歳女優に布団に潜り込まれ「ドキドキしました」

2012年2月16日 16:40

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製作現場会見を開いた「カラスの親指」キャスト陣
製作現場会見を開いた「カラスの親指」キャスト陣

[映画.com ニュース] 直木賞作家・道尾秀介の小説を映画化した「カラスの親指」の製作現場会見が2月16日、都内のホテルで行われ、主演の阿部寛をはじめ、石原さとみ、能年玲奈、小柳友村上ショージが出席した。

負けっぱなしの人生を送ってきた中年サギ師の2人組と、ひょんなことから彼らの元に転がり込んできた3人の若者が協力し、人生の再逆転を狙ってある計画で一世一代の勝負をかける。8月にクランクインし、すでに当初の予定の撮影を終えクランクアップしていたが今回、追加撮影のためにキャスト陣は5カ月ぶりに1日限りの再集合を果たした。

撮影の合間を縫っての会見ということで、5人は劇中の“盗聴バスターズ”の作業着&キャップ姿で登場。主人公のサギ師・タケ役の阿部は、役柄について「力を抜いてリアルにやっていきたいと思っていた」と語る。5カ月の期間をあけた上での追加撮影を敢行する伊藤匡史監督に対しては、「現場はすごいですよ。監督がとにかくこだわるんです。映画に対するこれだけの愛情と粘りはたいしたものだと思うし、どうなるのか僕らも楽しみです」と語った。

美人姉妹の姉・やひろを演じる石原は「これまでにないハジケた役。貫ちゃん(小柳)と一緒にバカップルをやれるのもうれしかったです。バカな感じでどこまでやれるか? キャピキャピとやり過ぎなくらいやりました!」とニッコリ。小柳は5カ月前の撮影時、原作の描写に合わせて10キロの増量をして臨んでいたそうだが「今日、5カ月ぶりに会ってショージさんに『変わってないな』と言われました(苦笑)。ご飯を3合食べて、寝る前にラーメンまで食べていたのに残念です」と明かした

能年は、オーディションでやひろの妹・まひろ役を勝ちとったが「まひろがタケさんの布団に潜り込むシーンがあって、『阿部さんの布団に……!?』と緊張しました(笑)」と照れくさそうに語った。18歳に布団に潜り込まれた阿部は、「僕もドキドキしましたね(笑)」と返し笑いを誘っていた。

村上はタケとコンビを組むサギ師のテツを演じたが、膨大なセリフの量に苦しんだ様子。「移動のときにふだんはHな雑誌を見ているのに台本を持っていました。阿部さんが足でもケガして中止にならないかと思ったこともあった」と告白。共演者の思わぬ告白に、阿部は「ショックです」と言いつつ爆笑していた。

カラスの親指」は今秋、公開。

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