阿部力、芸人たちのアドリブに「笑いをこらえられなかった」
2012年1月31日 18:20

[映画.com ニュース] 文豪の幽霊たちと、作家志望の青年が繰り広げる騒動を描いたコメディ映画「ゴーストライターホテル」のヒット祈願イベントが1月31日、東京・文京区の湯島天神で行われ、阿部力、鈴木亜美、桂三度(世界のナベアツ)、ケンドーコバヤシ、伊東寛晃監督らが顔をそろえた。主演を務めた阿部は、“ゴーストライターホテル大ヒット”と力強く書いた絵馬を持ち登場。「今までとは違う新鮮な気持ちで行った」と、感慨深げに撮影を振り返った。
本作は、作家の夢を捨てきれない青年・内海(阿部)の前に文豪たちの霊が現れ、奇妙な共同作業をすることになるという“幽霊コメディ”。夏目漱石、太宰治、宮沢賢治ら日本を代表する作家が次々と登場し、演じるキャストにはお笑い芸人も多く出演する。
阿部は、アドリブを多く取り入れる伊東監督の手法が好きだったそうで「テストを何回かやって慣れさせないと、本番で笑いをこらえられなかった。間近で芸人さんのネタ(風のアドリブ)を見ることができてうれしかった」と語った。
宮沢役を演じたケンドーコバヤシは、「(今日は)映画のヒット祈願をしていましたが、途中から『彼女でけへんかな』と、邪念が僕の中に出てきて」と話し、笑いを誘った。
「ゴーストライターホテル」は、3月17日から公開。
フォトギャラリー
関連ニュース





