30年ぶり“ギャバン”に変身の大葉健二、現代の戦隊ヒーローを称賛
2012年1月21日 15:00
[映画.com ニュース] 映画「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」が1月21日、全国で公開。ゴーカイジャーに扮する小澤亮太、山田裕貴、清水一希、市道真央、小池唯、池田純矢、30年ぶりにギャバンに扮した大葉健二は、都内の劇場で舞台挨拶に登壇した。
スーパー戦隊シリーズ35作および宇宙刑事シリーズ30周年を記念して製作された本作。宇宙警察総裁の命を受けてゴーカイジャーを逮捕したギャバンだったが、その裏には陰謀が……。真実を暴く戦いが描かれるともに、ゴーカイレッドことキャプテン・マーベラスとギャバンの知られざる因縁が明らかになる。
上映を終えた観客の盛大な拍手に迎えられ、小澤は「この拍手が僕たちにとって最高のごほうびです」と満面の笑み。撮影はテレビ版やショーの合間に行われた。清水は「スタジアムでのシーンはナイター撮影だったんですが、昼間のショーの後に朝まで撮影し、それからまたショーに出ました」と過酷な撮影の一端を明かしたが、「ここに立つとつらさが吹っ飛びます」と笑顔を見せた。
大先輩である大葉との共演は、ゴーカイジャーの面々にとって強い刺激になったようで、山田は「目の前で大葉さんのアクションを見ましたが、現場の空気が違った」と証言。池田も「撮影後に『アクションを続けた方がいいよ、武器になるから』と言っていただけたのは一生の宝物」とうれしそうに明かした。
その大葉は、「しわだらけで変身しなきゃいけないので(苦笑)、若者の足を引っ張らないように一生懸命やりました」と述懐。さらに「(小澤らは)デカいし、僕は顔が濃いけど、みんなはキレイですね。心も無色透明で、『これは汚しちゃいけないな』と感じました」と語った。