オダギリジョー、書き初めで主演作「マイウェイ」の大ヒットを祈願
2012年1月5日 19:26

[映画.com ニュース] オダギリジョーとチャン・ドンゴン、日韓2大スターが初共演する話題作「マイウェイ 12,000キロの真実」の大ヒットを祈願する書き初めイベントが1月5日、都内のホテルで行われ、オダギリ、チャン、カン・ジェギュ監督が出席した。
2月に開催されるベルリン国際映画祭パノラマ部門への招待出品が決まった同作。オダギリは、「こういう商業的な大作が3大映画祭に選ばれるのはあまりあることではないので、安心しています。エンタテインメントでありつつ、そのアート性や監督の技量、作品の魅力を評価いただいたのかなと」と話し、「監督もかなりのお金をベルリンに渡したんじゃないでしょうか(笑)」とジョークで笑いを誘った。
チャンは、「第2次世界大戦を描く映画は、これまではヨーロッパ人の視点が多かった。東洋人の視点で描いた映画は、ヨーロッパの人たちの目に新鮮に映るのではないでしょうか」。すると、オダギリが「素晴らしいコメントです。僕のコメントはなかったことにして、ドンゴンさんのコメントだけでまとめてください」と報道陣にリクエストし、再び場内を笑いに包んだ。
書道家の木下真理子氏が登壇すると、書き初めがスタート。ライブペインティング・スタイルで描き出されたのは、同作を鑑賞してインスパイアされた言葉という“絆”。大胆な筆づかいの迫力に、カン監督は思わず自身のスマートフォンでシャッターを切った。その後は、木下が事前に描いた“龍”の水墨画に、カン監督、オダギリ、チャンが筆を入れ、大ヒットを祈願した。
オダギリが「多くの反応をいただいているという意味で、手応えはあります」と公開に向け意気込みを明かすと、カン監督は「単なる戦争映画ではなく、韓国人と日本人の青年が長い旅路の果てに友情を育む物語。若い人たちに見てほしい。そしてこの映画を見た人が、韓日両国の新しい未来、ビジョンを作っていってほしい」とメッセージ。チャンは、現在の厳しい世界情勢を「マイウェイ」における“戦争”になぞらえ「厳しさに立ち向かう主人公2人の姿を通して、11年に起きた厳しい自然災害にいまでも苦しむ日本の皆さんに少しでも希望を与えることができたら」とエールを送った。
「マイウェイ 12,000キロの真実」は、1月14日から全国公開。
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