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AKB48多田愛佳&平嶋夏海、「×ゲーム2」で密室監禁!

2011年12月10日 07:00

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恐怖の×ゲームに耐えられるか?
恐怖の×ゲームに耐えられるか?
(C)2011山田悠介・幻冬舎「×ゲーム2」製作委員会

[映画.com ニュース] 山田悠介の原作を映画化した「×ゲーム」の続編「×ゲーム2」が公開されることになり、「AKB48」「渡り廊下走り隊」の多田愛佳平嶋夏海が出演していることがわかった。前作に参加した同ユニットの菊地あやか仲川遥香に代わり、恐怖の“×ゲーム”の犠牲になる。

「D-BOYS」の荒木宏文が主演した前作(福田陽平監督)は、小学校時代のいじめから12年の歳月を経て行われた残虐な報復を描いた。キャストをはじめスタッフを一新した本作でも復しゅう劇をテーマに、山田雅史監督が残酷な“×ゲーム”をハードな描写で映し出す。

女子学生・佐伯美鈴(多田)、ネイリストの萩原裕子(平嶋)ら5人の男女は、何者かによって密室状態の教室に監禁される。強制的に“授業”と称したサバイバルゲームに参加させられ、復しゅう劇に巻き込まれていく。同じころ、いじめの復しゅう代行組織の噂を聞きつけた記者・尾藤(ユキリョウイチ)が、組織の謎に迫っていた。

恐怖の“×ゲーム”に挑んだ多田は、「美鈴は私と正反対の性格で、真面目な女の子はできるかなあって心配でした」と吐露。それでも「撮影現場は、すごく温かいスタッフの皆さんばかりで、とても楽しかったです! 今回の『×ゲーム2』は、前回とは違った魅力が詰まっています」とアピール。一方の平嶋は、「撮影を通して自分の足りないところ、芝居の楽しさや難しさを改めて実感しました。マネージャーやらぶたん(多田)に演技がうまくなったと言ってもらえてうれしかった」と語った。

「この映画は復しゅう劇」と力説する山田監督は、「“いじめ”を子ども同士のケンカだと簡単に処理できた時代ははるか昔で、近年では殺人事件にまで発展してしまうケースもある。社会のあらゆるものが進歩し豊かになる一方、本来あるべき人間的な感情、他者とのコミュニケーションが欠落している」と現代社会の闇を指摘。そして「私自身、幼少期に“いじめ”を受けたことがある」と明かし、「相手に復しゅうしようなどという恐ろしいことは考えもしないが、この映画はそんなことを計画し実行してしまう、なんとも恐ろしい人間たちの話」と説明した。

×ゲーム2」は、2012年春に全国で公開。

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