森三中・黒沢、既婚の大島&村上は「続くと思わなかった」
2011年12月9日 21:02
[映画.com ニュース] お笑いトリオ「森三中」の黒沢かずこが12月9日、東京・新宿バルト9で行われた主演映画「クロサワ映画2011 笑いにできない恋がある」の来場感謝舞台挨拶に、椿鬼奴とともに出席した。黒沢は、既婚のメンバー大島美幸、村上知子に「まだ結婚のお祝いを言っていない。こんなに続くと思わなかった」と本音をポロリ。「離婚するかもしれないし……ふたりがおじいちゃんとおばあちゃんになって、手をつないでいるところを見てから言おうと思っていた。でも、そんな『おめでとう』はいらないと言われてしまって」と会場の笑いを誘った。
黒沢、椿鬼奴をはじめ光浦靖子、大久保佳代子らが本人役で出演し、“アラサー女芸人”が、恋に仕事に奮闘する姿を切なく描く。単身で海外ロケに向かうことも多い黒沢は、「1日のことを報告する相手がいないから、鬼奴にメールとかしている」とぼやき節。
劇中で黒沢らのリアルな私生活を反映したセリフが盛り込まれていることから、ふたりは“名セリフベスト3”を発表。子ども好きで知られる椿鬼奴の名セリフは、「サンタさん、私は結婚しなくてもいい、子どもだけがほしい」。渡辺琢監督が、撮影前に行った飲み会での会話をセリフに起こしたそうで、「段階を踏んでいると時間がないので……気持ちを込めて言いました」と述懐。「世の中って等価交換ですからね。免許失効してもいいから子どもがほしい」と願望を明かした。
さらに、ふたりはプライベートでも親交のある大久保、光浦の私生活にも触れ、「大久保さんが『発展性のない男なんてしゃべりたくもない』と言っていて大人だなとびっくりした。光浦さんは私と一緒で子どもでしたけど」(黒沢)、「光浦さんは、飲んでいるときとかにポロッと心にのしかかる言葉を言うんですよ」(椿鬼奴)と意外な素顔を語った。