ナレーション高橋克実も参った…中国遺産の圧巻スケール
2011年12月7日 12:28
[映画.com ニュース] BSフジの紀行番組シリーズ「中国遺産物語」の第3話が、12月10日午後7時から放送される。今年6月と9月の放送に続き、中国の壮大な世界遺産の数々をめぐる。ナレーションを担当する俳優・高橋克実は「参りましたよ。とにかく台本の分量がとんでもなくて……。それはさておき、とにかく映像がものすごいんです」と興奮気味にアピールする。
東アジアの大半を占める広大な土地に、4000年におよぶ歴史を刻んできた中国。ユネスコ世界遺産は40カ所超を数える。同番組は全6回構成で、うち32カ所を美しい映像でとらえ、その歴史背景までじっくりと紹介する。
持ち前の渋い声で番組を支える高橋が言う。「僕は原稿を読んでいるだけなんだけれど、それだけでもとても勉強になるんです。例えば西太后ってひどい女帝のイメージしかなかったんだけれど、ああこんな一面もあったのねとか、そういうことを知れるのはとても面白いですよね」。
これまでの放送では、万里の長城に始まり、歴代皇帝たちが圧倒的な影響力下で残した壮大な建築物や古墳、はるか昔に掘られた石窟にもカメラが入った。そして10日放送の第3話では、道教・仏教・儒教の中国三教の聖地を訪ねる。
兵馬俑で有名な秦の始皇陵、中国人なら一度は登るという泰山をはじめ、武当山の古代建築物群、龍門石窟、曲阜の孔廟・孔林・孔府など、いずれも名所ばかりだ。
シリーズを通して、どんどん中国への関心を深めているという高橋。「始皇陵もあるけれど、今回の見どころはずばり、山です。山に対する信仰心って国境も時間も超えて共通なんだと気づかされます。僕も最近山登りを始めたんですよ」と笑顔で話してくれた。
放送開始から終了まで1年以上におよぶシリーズ。来年2月に第4話、6月に第5話、そして9月に最終6話が放送される。(映画.com×文化通信.com)
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