芸人画家・たいぞう「勝さんと玉緒さんの夫婦愛、印象深い」
2011年12月2日 18:30

[映画.com ニュース] 吉本新喜劇を中心に活躍するお笑い芸人で画家のたいぞうが、個展「たいぞう展 in TOKYO 2011『透明』」を開催。東京・有楽町マルイで12月2日、初日の意気込みを語った。作品が初日の数時間で完売することもあるほど人気のたいぞうの絵画。この日もオープンと同時に熱心なファンが詰めかけ、2時間足らずの間に一部の作品に“売約済”の札がついた。
芸人として舞台に上がりながら、ほぼ毎日作品づくりに取り組むたいぞう。「芸人を辞めたら描けない。(芸人は)人を喜ばせるという仕事。僕の絵も人を楽しませ、笑顔にするという絵にしたいので」と、芸人と画家の両立にさらなる意欲を燃やした。
絵画を披露するようになったきっかけは、関西のテレビ番組。その後、徐々に知られるようになり、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」のオークション企画では、畳一畳サイズの絵が320万円で落札されたこともあった。
今回は東京で3度目となる個展。お客さんの大切な思い出やエピソードを聞き、その場でイメージを膨らませながら描く「あなたを描きます」という試みも行うという(会期中予約申込みを受け付ける)。著名人のエピソードから描いた経験もあり、「中村玉緒さんの(話を聞いて描いた)絵が印象深いですね。(夫で故人の)勝新太郎さんが、玉緒さんに『好き』とか『手をつなごう』と言うイメージはないでしょ? でも勝さんが亡くなる前に、2人一緒に手をつないで東京の街を歩いたらしいんです。そのエピソードを聞くことができたので、“2人で手を取り合った”という絵にしました」と語った。
「たいぞう展 in TOKYO 2011 『透明』」は、東京・有楽町マルイで12月7日まで開催。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ