吉井怜「新しいことに挑戦するチャンス」大胆濡れ場も抵抗なし
2011年11月25日 17:00

[映画.com ニュース] 女優の吉井怜が、春輝原作の人気携帯コミックを実写映画化した「寄性獣医・鈴音 GENESIS」「寄性獣医・鈴音 EVOLUTION」に主演し、激しいアクションと大胆な濡れ場に挑んでいる。清純派のイメージを覆す体当たりの演技には「逃げちゃいけない。新しい何かに挑戦するチャンスだと感じた」という吉井自身の強い思いが込められていた。
獣医であり寄生虫の専門知識をもつ美少女ドクター・有薗鈴音(吉井)が、人体に寄生し宿主を激しく発情させる謎の寄生虫の駆除に奔走するエロティックSFアクション。2005年1月からモバイルサイトで連載を開始し、有料配信数1500万ダウンロードを記録した原作を「牙狼 GARO」シリーズの金田龍監督が映画化した。
大胆に胸元の開いたボンテージ衣装に身を包み、アクションに挑戦。以前は、苦手意識もあったというが「相手と息を合わせないと危険なので緊張する分、うまくいったときの快感は忘れられないものがあるんです。もっとアクションを勉強したいという気持ちが芽生えました」。エロティックなシーンにも抵抗はなかったと断言し、「撮影中はとにかく必死。学ぶことが多い現場で刺激も受けたし、今回の経験はものすごくプラスになった」と胸を張った。
14歳でデビュー後、白血病を発症し過酷な闘病を体験した。今年は芸能界復帰から10年を迎え「今でこそ、あの経験は自分にとって良かったと心から言える。ただ、復帰からしばらくは、心も体も闘病の記憶を思い出すことさえ拒んでいましたね。それほどつらい経験だったし、私自身『もう大丈夫』と言い聞かせても、声が震えて涙がこぼれたことも……」と苦しかった胸の内を明かす。それだけに“経験”こそが、自分を強くすると実感しているという。
今後は女優業をメインに、さらに活動の幅を広げたいといい「そのためにも、もっともっと自分の引き出しを増やしたいですね。自分磨きも含めて、いろんなことを経験しないと」。特にチャレンジしたいのは、コメディで「やっぱり人を笑わせるのって、すごい大変だと思うんですよ。笑うのは健康面でも大切ですしね」と笑顔で語った。来年は30歳。「正直、すごく意識しちゃいますね。周りにいる年上の方たちは『30になっちゃったら、どうってことないよ』って言うんですけど(笑)。私自身30歳になった途端、急に何かが変わるとは思っていないので、一歩ずつ成長できれば。お芝居も人生も答えがないので、これからも自分に納得することなく、どこまでも追い求めたいと思います」。
「寄性獣医・鈴音 GENESIS」は11月26日から公開。2部作の完結編となる「寄性獣医・鈴音 EVOLUTION」は12月3日から公開される。
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