松雪泰子、映画版「ホタルノヒカリ」で“イタリア版干物女”に
2011年10月26日 14:05
[映画.com ニュース] 女優の松雪泰子と「NEWS」の手越祐也が、綾瀬はるか主演「ホタルノヒカリ」(吉野洋監督)に出演していることがわかった。松雪が演じるのは、ある出来事をきっかけに大切なものをすべて失ってしまった冴木莉央。綾瀬扮するホタルに負けじと、“イタリア版干物女”に臨んだ。
2007年に放送されたドラマ「ホタルノヒカリ」は、ジャージ姿でくつろぐ生活スタイルが女性たちの大きな共感を呼んだ、綾瀬の連続ドラマ初主演作。レギュラーキャストだった藤木直人、板谷由夏、安田顕らも“続投”し、伊ローマを舞台にホタルとぶちょお(藤木)の新婚旅行をめぐるドタバタ劇が繰り広げられる。
松雪扮する莉央は、わけあってイタリアで生活するが、ひょんなことからホタルと遭遇し、弟(手越)にぶちょおを自分のフィアンセと紹介してしまう役どころ。「初参加だったので、イタリア版の干物女という役を新たに構築していくのは大変でしたが、作品がもつ抜けのいい空気感と、イタリアの空気がとても合っていて、楽しく演じさせてもらいました」と振り返る。
日本を去った姉に会うためにイタリアを訪れる青年・冴木優を演じた、手越。ドラマ版のファンだったといい、「自分が視聴者としてみていた作品の世界観に、後から加わるという経験がなかったので、ホタルとぶちょおさんとの画に加わって一緒にお芝居できるのがすごく楽しみでした」。さらに、「現場の雰囲気も明るくて、作品のままの現場だなという感じで、すごく親しみやすかったです」とコメントを寄せた。
「ホタルノヒカリ」は、2012年初夏に全国で公開。