北川景子&芦田愛菜の声優ぶりを「マジック・ツリーハウス」監督が絶賛
2011年10月23日 11:57

[映画.com ニュース] 北川景子、芦田愛菜らを声優に迎え、全世界で9800万部超を売り上げた人気児童文学を日本でアニメ化した「マジック・ツリーハウス」が10月23日、第24回東京国際映画祭の特別招待作品として上映され、原作シリーズを手がけたメアリー・ポープ・オズボーンと錦織博監督が、会場となる東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台挨拶に立った。
本が大好きのジャックと元気いっぱいのアニーの仲良し兄妹が、森で見つけた不思議な“ツリーハウス”からタイムスリップして大冒険を繰り広げる本作。今回、特に人気の高い「白亜紀の恐竜時代」と「中性の城」「ポンペイ最後の日」「カリブ海の海賊船」をめぐるエピソードが映画化された。
1992年の刊行以来、オズボーンの元には世界中から映画化のオファーが届いたというが、日本のスタッフによるアニメ化にGOサインを出した経緯について「4年前に初めて来日し、映画化したいという人たちとお会いしました。夫とどうしようかと考えていたら、今度は彼らがアメリカを訪ねてきて、美しいイラストを見せてくれたんです。それを見てほれ込んで、ぜひ日本でと思いました」と説明した。
日本国内ではシリーズ30巻が刊行されているが、そのアイデアの源は「想像力もありますが、文献などのリサーチをすること。それから、世界中で会う子どもたちからアイデアをもらうこともあります」と明かす。この日も劇場には数多くの子どもたちが詰めかけたが、オズボーンは「アイデアが必要なのでぜひ紙に書いて渡してもらえるとうれしいです」と笑顔で呼びかけていた。
メガホンをとった錦織監督は「乗り越えること、枠を越えるということをテーマに作りました。3月11日の地震が起こったときはまだ製作中で、不安や揺らぎもありましたが、メアリーさんや周りのスタッフが支えてくれました」と感慨深げ。北川と芦田がジャックとアニーの声を演じるが「ジャックとアニーがしっかりと兄妹になっていますし、2人の変化をビビッドに表現してもらえました」と出来ばえに自信をのぞかせた。
「マジック・ツリーハウス」は2012年1月7日から全国で公開。
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