「プレシャス」監督、芸能界のドロドロを描く「人形の谷」をドラマ化
2011年9月28日 11:26

[映画.com ニュース] 「プレシャス」でアカデミー賞監督賞にノミネートされたリー・ダニエルズ監督が、作家ジャクリーン・スーザンの1966年のベストセラー小説「人形の谷」をドラマ化する。
米Deadlineによれば、20世紀フォックステレビジョンとチャーニン・エンタテインメントの企画で、米NBCで放送されることが決定した。ダニエルズが監督・脚色を手がけ、ピーター・チャーニン、キャサリン・ポープとともに制作総指揮を務める。
ブロードウェイのタレントプロダクションで働くアン、抜群の歌唱力を誇るボードビルスターのニーリー、才能はないが誰もが羨む美ぼうを持つショーガールのジェニファーという、3人の親友たちの姿を通じて、芸能界の裏側にひしめく愛憎を描く物語。小説の原題「Valley of the Dolls」は、スラングで主人公たちが依存症になる“睡眠薬”を意味する。
同作は、1967年にバーバラ・パーキンス、パティ・デューク、シャロン・テート主演「哀愁の花びら」として映画化されているほか、81年にミニシリーズ「愛と悲しみのハリウッド」、94年にもソープドラマが制作されている。
現在、アメリカでは「マッドメン」のような60年代を描くテレビドラマがブーム。ABCではパンアメリカン航空のエリートパイロットとスチュワーデスたちの華やかな日常を描くクリスティーナ・リッチ主演「Pan Am(原題)」、NBCではバニーガールのコスチュームで知られる会員制プレイボーイクラブを舞台にした「The Playboy Club(原題)」が、今秋から放送スタートしている。
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