黒柳徹子「おひさま」最終回で24年ぶり連続テレビ小説出演
2011年9月26日 05:01
[映画.com ニュース] 女優の黒柳徹子が、井上真央主演のNHK連続テレビ小説「おひさま」の最終回に出演していることがわかった。黒柳の連続テレビ小説出演は、「チョッちゃん」以来24年ぶり。劇中で、満島ひかり演じる育子の現代の姿として登場する。
3月11日の東日本大震災発生による特別編成実施により、1週繰り下げの措置が取られた「おひさま」が、ついにクライマックスを迎える。井上、満島、まいこ、高良健吾ら実力派をそろえたキャスト陣の演技が安定感をもたらし、第22週「ふたたびの場所」(8月29日~9月3日)では、週間最高視聴率22.6%を記録した。
そして、9月26日から放送予定の第26週「すべての母より」で大トリを飾るのが、黒柳と司葉子だ。まいこ扮する真知子の現代の姿を担当する司は、同枠に初出演。ストーリーの語り部を担う現代の陽子役・若尾文子とともに、昭和の時代に“白紙同盟”を結んだ3人がそろい踏みを果たす。
脚本を手がけた岡田惠和は、「井上真央ちゃんはじめ登場人物全員がいとおしく、今も離れがたい気持ちでいっぱいです」と感無量の面持ち。そして「まるでごほうびのように、現代の育子、真知子には素敵なおふたりに演じていただけることになりました。若尾さんと3人のシーンを書けるなんて、脚本家としてなんて幸せなことなのだろうと思いました」とコメントを寄せた。
同作の制作統括を務めた小松昌代氏は、「育子と真知子、もうこのお二方しかいないと思っていました。育子演じる満島ひかりさんは『徹子の部屋』出演の際に、自分の未来を演じる方はあなただけと、熱い出演交渉をしてくれました。たずさわる人々の真心が、様々なことを実現させた番組でした」と方っている。
「おひさま」最終回は、10月1日午前8時から放送。