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「モンティ・パイソン」エリック・アイドルのビデオレターに大爆笑

2011年9月19日 08:11

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「今年もやります! モンティ・パイソン特別講義」の模様
「今年もやります! モンティ・パイソン特別講義」の模様

[映画.com ニュース] 東京都台東区の浅草と上野をメイン会場に、国内外のコメディ映画を上映する「第4回したまちコメディ映画祭in台東」(9月16~19日)のプログラム「今年もやります! モンティ・パイソン特別講義」が9月18日、上野東急2で行われ、英国のコメディ集団「モンティ・パイソン」の映画「モンティ・パイソン・ アンド・ホーリー・グレイル」上映後、コメディアンの松尾貴史と劇作家の宮沢章夫が、モンティ・パイソン研究家でコメディライターの須田泰成の進行で「モンティ・パイソン」の笑いの魅力を語った。

今年で3回目となる同企画、会場は立ち見が出るほどの大盛況。冒頭で、8月に初来日したメンバーのエリック・アイドルから、「スカンジナビアとスコットランドに用があって、フェスティバルに出席できず、なんとお詫びしたらよいか……」と、オーバーリアクションで七転八倒しながら、イベントへの欠席を詫びるビデオレターが公開されると、集まったファンから大きな笑い声が上がった。

その後、1969年に英国で初めてテレビ放送された「空飛ぶモンティ・パイソン」の第1話オープニングの映像を上映。松尾は「この2日前に日本では『ゲバゲバ90分』が始まっているんです」と、大橋巨泉前田武彦が司会を務め人気を博した、昭和を代表するバラエティ番組の名を挙げる。それを受けて宮沢は「共時的に何かが起こるのが楽しいですね。別にそういう潮流があったわけではないのに、何かの機会が重なって、ちょうど69年に生まれたんです。それは単に笑いだけの話じゃないのかもしれません。いろいろな社会情勢や政治情勢が重なって似たような人たちが出てきたんでしょうね」と時代背景を分析した。

そのほか、「空飛ぶモンティ・パイソン」から抜粋した数作品を紹介し、3人が笑いのプロならではの視点で見どころを解説。放送禁止用語も満載の爆笑トークを展開し、会場を盛り上げた。

「第4回したまちコメディ映画祭in台東」はコメディ映画を通じて、東京の下町である浅草、上野の魅力を伝えようと、俳優でミュージシャンのいとうせいこうが総合プロデュース。今年は東日本大震災を受けて「心に元気を!」をコンセプトに掲げ、9月19日まで、東京・上野恩賜公園野外ステージ(不忍池水上音楽堂)、上野東急2、浅草公会堂、浅草中映劇場の4カ所で実施される。


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