マツコ・デラックス、加護に同情「私たちにはわからない苦労ある」
2011年9月13日 14:25
[映画.com ニュース] タレントで女装コラムニストのマツコ・デラックスが9月13日、東京・新木場のスタジオピアで行われた、海外ドラマ「弁護士イーライのふしぎな日常」DVDのCM撮影に登場した。先日、自殺未遂で病院に搬送されたとの報道があった、元「モーニング娘。」の加護亜依について、「大変ねって思うわよ。あんな若いうちから働いているんだから、私たちにはわからない苦労もあるわよ。大人のせいっていうのもあるんじゃない。かわいそうよ。人の人生っていうのは何があるかわからないですよね」と話した。
独特のキャラクターと、毒舌なコメントで幅広く活動しているマツコ・デラックス。華やかそうに見える私生活については「表面だけ見れば幸せそうでしょ? さびしいもんよ、私の日々の生活なんて」とぼやき節。そして「去年くらいから生活が変わったわ」といい、「人間って許容量というのがあるのね。1個が幸せというか肥大してしまうと、そうじゃないところがか細くなっていくものね。色恋とかそういうものからは縁遠くなるし、どんちゃん騒ぎもできなくなるし」としみじみと語った。
CMはマツコ・デラックスが台本なしの完全アドリブで本人役を熱演。マツコ・デラックスの自宅に押し掛けた営業マンが、「興味ないって言ったら諸問題が出てくるから」と渋々DVDを手に取るマツコ・デラックスに、作品の魅力を必死にアピールする。撮影を終えたマツコ・デラックスは、「(アドリブでの撮影は)意外とめんどくさかったわ。面白ければすむというものじゃないし。2度と受けないわ」と報道陣の笑いを誘った。
ドラマは、高学歴、高収入の“勝ち組”弁護士イーライ・ストーンが、ある日突然不思議なビジョンに悩まされるようになったことをきっかけに、知らず知らずのうちに弱者救済を行うようになり、自らを見つめなおしていく。ジョニー・リー・ミラーが主人公イーライを演じるほか、シガニー・ウィーバー、シンガーソングライターのジョージ・マイケルら豪華ゲストが出演する。
海外ドラマ「弁護士イーライのふしぎな日常」DVDは、10月8日からレンタルおよび販売開始。
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