元世界チャンピオン竹原、徳山秀典と佐藤祐基を「天才」と絶賛!
2011年9月11日 17:00
[映画.com ニュース] 元WBAミドル級チャンピオンの竹原慎二が原案を手がけた人気漫画を映画化したボクシング映画「タナトス」が9月10日に公開初日を迎え、主演の徳山秀典、佐藤祐基、平愛梨、竹原が都内の劇場で舞台挨拶に登壇した。
運命的な出会いを果たした2人の男が、歩む道は違いながらもチャンピオンを目標に突き進んでいくさまを描く。
主人公のリクを演じた徳山は「中途半端にやりたくなかったので、なるべく原作に忠実にという思いでやりました。顔以外はすべてリクになれたと思います」と充実した表情で語る。実際に肉体作りとボクシングのトレーニングを実践。「最初に62キロあった体重が3週間で体を作って72キロになって、そこから撮影を通じて59キロまで落ちました」と述懐した。
佐藤はリクのライバルで天才的なセンスを持つ棚夫木に扮したが、“天才”という設定に苦しめられたという。「何度押しつぶされてそうになったか……。みなさんに助けられて、天才に見せてもらいました」と初日を迎えてホッとした様子だ。
そんな佐藤の苦悩を知ってか知らずか、平は徳山と佐藤に対し「天才」という言葉を連発。「本当にすごい迫力で、天才的な2人でした」と絶賛した。「戦う男性ってどうですか?」という問いにも「素晴らしい! 天才です」とザックリとした答えで徳山から「天才って言っておけばいいと思ってるでしょ!」と突っ込まれていた。
竹原の採点は120点。「僕の中で200点をつけたいけど、僕が映画に出てしまっているのでそこを減点です」と苦笑しつつ「見てみたら思っていた以上でした。本当に天才! グーです」と惜しみない称賛を送っていた。