市原隼人、“相棒犬”シロとの絆を強調
2011年9月1日 18:25
[映画.com ニュース] 市原隼人の主演映画「DOG×POLICE 純白の絆」の完成披露イベントが9月1日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた。約600人のファンが待ち構えるなか、市原をはじめ戸田恵梨香、時任三郎、村上淳、カンニング竹山、七高剛監督らが勢ぞろいした。
同作は、3月11日に発生した東日本大震災と撮影期間が重なった。それだけに、製作には相当の苦労を強いられたようで市原は「完成してすごくうれしい。災難があって、仕事をしている場合じゃないと思う人もいたはず。でも、それは違うと思う」と持論を展開。そして、「役者として金をもらっていようがいまいが、誇りを持ってやることが第一だと思う」と話した。
戸田は、「私は逆に、いま仕事をすべきなんだろうかと迷った。でも、やっぱり仕事をしようと。私にいま出来ることはお芝居をすることだと思ったから」と同調する。“相棒”となったシェパードはなかなか懐いてくれなかったそうで、「目を離したすきに、市原くんのパートナーのシロとコミュニケーションを取っていました」と明かした。
映画の舞台となるのは、凶悪犯罪やテロ、地震、台風などの自然災害時に出動し人命救助にあたる警視庁警備部警備二課装備第四係。刑事志望だったのにもかかわらず同係に配属された早川勇作が、ハンディを抱える練習犬シロとともに成長を遂げ、連続爆発テロの任務にあたる姿を描く。
撮影ではCGをほとんど使わずにロケを敢行。炎に包まれての撮影もあったといい、市原は「すごい熱を感じた。そんななかで芝居をしたことはなかったので……。犬はでかい音や炎が苦手だから、シロに『大丈夫だよ』と語りかけていました」と告白。これには村上も、「市原くんとシロの絆(きずな)、これは相当なものですよ」と絶賛していた。
「DOG×POLICE 純白の絆」は、10月1日から全国で公開。
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