「監督失格」韓国ドキュメンタリー映画祭で海外初進出
2011年8月31日 08:02

[映画.com ニュース] 平野勝之監督が11年ぶりに手がけた最新作「監督失格」が、第3回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭のアジアン・パースペクティブ部門で上映されることが決定した。
同映画祭は9月22~28日、韓国・京畿道のパジュで開催。3回目を迎える今年は「平和、疎通、命」をテーマに、100本以上の作品の上映を予定している。
映画は、2005年に34歳の若さで急逝した女優・林由美香さんの姿を追ったドキュメンタリー。約15年間にわたる記録と、林さんの死後に撮影された映像で構成されている。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」で知られる庵野秀明が、実写映画を初めてプロデュースしたことでも話題を集めた。
同映画祭への出品が決定したことを受け、製作、企画を担当した甘木モリオプロデューサーは「ある意味日本的というか、センチメンタリズムの極みのようなこの映画をお隣の国、韓国ではどのように評価されるのか、大変楽しみです」とコメントを寄せた。
林さんの元恋人でもあり、ドキュメンタリー「由美香」(97)を製作した平野監督は、「海外での上映はこれが初めてなので、海外の方々の反応がとても気になります。基本的に生と死という普遍的なテーマを扱っている映画なので、各国の方々にも伝わるものだと信じています」と語った。
「監督失格」は、9月3日から東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで独占先行公開
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