長谷川博己、京香&深キョンとの撮影は「カゲロウになった気分」
2011年8月29日 19:21
NHKで昨年放送され大反響を呼んだドラマを、主要キャストをそのままに映画化。敏腕出版プロデューサー(鈴木京香)と若きIT会社社長(長谷川)の17歳差の不倫愛を軸に、せつなくもスキャンダラスな純愛が描かれる。
長谷川は、約1年前のドラマの撮影を振り返り「大石(静)先生から『観客がみんな、あなたを見たいと思わなければ成功しない』と言われ、最初はすごいプレッシャーでした(苦笑)」と告白。鈴木、深田恭子との共演について「大女優に囲まれて自分がカゲロウになったような気分で、どんどん影が薄くなっていくような気持でした。無我夢中にやって、気がついたら終わっていた」と語った。
長谷川演じる行の担当編集者を演じた田丸は、「絶妙な上品さは行と一緒。現場で『おはようございます!』と言うときはお風呂上がりのような初々しさがあるんですが、スーツを着るとほんのり色気が出てくる」と変身ぶりを絶賛。一方の長谷川は、田丸との共演シーンで10回以上のテイクを重ねたことを明かし「迷惑をおかけしました」と平謝り。「やっているうちに何を求められているのか分からなくなっていったし、OKシーンもなぜOKなのか分からなかった」と苦笑いを浮かべていた。
「セカンドバージン」は、9月23日から全国で公開。