「エイリアンVSプレデター」は盗作と訴えた脚本家に罰金
2011年8月25日 18:06
[映画.com ニュース] 「エイリアンVS.プレデター」は自作脚本の盗作であると映画会社を相手に訴訟を起こした脚本家が、4万ドルの支払いを命じられた。
ハリウッド・レポーター紙が報じたところによると、ジェームズ・ムラーという脚本家は自ら執筆した脚本「The Lost Continent」が、2004年に公開された「エイリアンVS.プレデター」に酷似しているとして、20世紀フォックスを著作権侵害で訴えていた。しかし、2つの映画脚本に地球外生物同士が戦う点以外に似ている点はなく、「取るに足らない、主観的で不合理」な訴えであると裁判官は判断した。一方、フォックス側はこの裁判のために費やした弁護士費用を原告に請求。出費総額は30万ドルに達したものの、それ以下の金額でも同種の訴訟を抑止する役割があるとして、15万ドルを原告に請求。結果として、原告は4万ドルの支払いを命じられた。
近年、無名の映画脚本家による著作権侵害訴訟が相次いでおり、原告側に4万ドルの支払いが命じられたことで、抑止効果が期待されている。
「エイリアンVS.プレデター」
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