ダコタ・ファニング、エマ・トンプソン脚本の伝記映画で満たされない若妻に
2011年8月23日 11:17
[映画.com ニュース] 若手女優ダコタ・ファニングが、女優・脚本家のエマ・トンプソンが執筆した伝記映画「エフィ(Effie)」で、当初主演予定だったシアーシャ・ローナンに代わり主役を演じることが決定した。
1850年代の英ロンドンで活躍した美術評論家ジョン・ラスキンと、10代で嫁いだ美しい妻エフィ・グレイ(ファニング)の満たされない結婚生活を描く時代劇。ラスキンは妻エフィの肉体を嫌悪し、決して性的関係を結ぼうとしなかった。愛のない結婚に苦しむエフィは、ラスキンの教え子である画家ジョン・エバレット・ミレーと恋に落ちる。
米Deadlineによれば、夫ラスキン役をトンプソンの夫で俳優のグレッグ・ワイズ、画家ミレー役を俳優トム・スターリッジが演じる。また、トンプソンもエフィの理解者となるイーストレイク婦人役で出演する。
リチャード・ラクストン監督がメガホンをとり、10月17日よりスコットランド、ロンドン、ベネチアで撮影が行われる。