「ヘルレイザー」生みの親「シリーズ新作とは無関係」と主張
2011年8月23日 20:14
[映画.com ニュース] 人気ホラーシリーズ「ヘルレイザー」で知られるクライブ・バーカーが、同シリーズの最新作「Hellraiser: Revelations(原題)」と無関係であることを主張した。
バーカーはTwitterに、「私は今作とは一切無関係だ。私が参加しているというなら、それは嘘。露ほども関わっていない」と投稿。英エンパイア誌も、「映画会社Dimensionが同シリーズの権利消滅を防ぐために間に合わせで製作した」と報じている。
同シリーズは、バーカーの小説「ヘルバウンド・ハート」を全9作で映画化。究極の快楽を手に入れられるという「ルマルシャンの箱」が引き起こす、魔道士ピンヘッドの恐怖を描く。ビクター・ガルシア監督がメガホンをとった最新作は、メキシコを旅行する若者がピンヘッドの悪夢に悩まされる。
バーカーが映画化に携わったのは、最初の4作品のみ。第1作「ヘル・レイザー」(1987)では原案のほか監督、脚本を担当し、「ヘルレイザー2」(88)「ヘルレイザー3」(92)「ヘルレイザー4」(96)では製作総指揮を務めた。
「Hellraiser: Revelations(原題)」は、9月2日から期間限定でアメリカで公開。日本公開は未定となっている。