「ダーク・タワー」シリーズ、他スタジオで仕切り直し
2011年8月19日 11:18
[映画.com ニュース] スティーブン・キングの長篇小説「ダーク・タワー」を、映画3部作とテレビシリーズで完全映像化するという壮大なプロジェクトは、まだ消滅していないようだ。
今年7月、米ユニバーサル・ピクチャーズは同プロジェクトからの撤退を表明したものの、同企画を立ち上げたロン・ハワード監督とプロデューサーのブライアン・グレイザー、主演のハビエル・バルデムは、まだあきらめていないという。ニューヨーク・ポスト紙の取材に対し、グレイザーは「映画化のための資金繰りと、メジャーの配給パートナーを探している最中だ」と答えている。
テレビシリーズに関しては、米4大ネットワークだけでなく、動画ストリーミングのネットフリックスなども視野に入れているという。ただし、ハワード監督はイギリス出身のF1レーサー、ジェームズ・ハントの伝記映画「Rush」に取りかかっているため、「ダーク・タワー」に着手するのは来年以降に持ち越すことになる。