アンジェリーナ・ジョリー、演技への興味が薄れたことを告白
2011年8月1日 18:28

[映画.com ニュース] 名実ともにハリウッドのトップ女優であるアンジェリーナ・ジョリーが、以前ほど演技に興味が持てなくなっていると、英フィナンシャル・タイムズ紙に告白した。
ボスニア戦争を舞台にした初監督作「In the Land of Blood and Honey(原題)」の仕上げの真っ最中に取材を受けたジョリーは、現在の率直な胸のうちを明かしている。かつて、他人を演じることは精神療法的な意味合いがあったと説明する。
「もともと役者という仕事はそれほど好きじゃなかったけれど、若いときは今よりも演技を必要としていた。人生におけるさまざまな疑問を、キャラクターを通じて問いかけ、成長する必要があったから」
しかし、6人の子どもの母となった現在では状況が変わったという。「今では年を重ねて、自分のことを理解できるようになった。だから何かの理解を手助けしてくれるような役柄は必要ない。むしろ、ひとりの大人の女性として、家族とともに自ら答えを見つけ出したいと思っているの」
女優としての次の出演作は、デビッド・フィンチャー監督がメガホンをとる「クレオパトラ(原題)」。フィンチャー監督とは、パートナーのブラッド・ピットを通じて交流があることから、コラボレーションを心待ちにする一方で、今後は出演作を減らしていくと言う。「以前ほど演技が好きじゃないの。母親でいることのほうを愛しているから」
なお、ジョリーの初監督作「In the Land of Blood and Honey」は、12月23日に全米公開予定。
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