山口雄大監督「昼からビール」でベロベロ舞台挨拶
2011年7月23日 21:30
[映画.com ニュース] 2002年に公開された「地獄甲子園」の主演・坂口拓と山口雄大監督が再タッグを組んだ「デッドボール」の初日舞台挨拶が7月23日、東京・銀座シネパトスで行われた。日活が立ち上げた海外配給専門レーベル“THE SUSHI TYPHOON(スシ・タイフーン)”が放つスプラッターコメディ。山口監督は「前回(「地獄甲子園」)にはスプラッターの要素がなかった。今回はやり残した分を思う存分やってやった」と自画自賛だった。
過去のトラウマから「二度と野球はしない」と誓った凶悪犯・野球ジュウベイが、生き別れた弟の居場所と引き換えに、収容された矯正施設の野球部に入部。爆弾、地雷、改造金属バットなど、なんでもありの極悪非道な野球バトルに身を投じる。「地獄甲子園」に引き続き、ジュウベイを演じた坂口は「大人になったジュウベイを意識した。本当にいかれた映画に仕上がった」とご満悦だ。
また劇中には、韓国人に対する揶揄とも受け取れるシーンがあるといい「プチョンで上映したら、現地の人に『あれはどういうつもりなんだ』と迫られたことも。どの人種も平等にバカにしたんだと答えたら納得してくれた」(山口監督)。坂口も「雄大さんはとりあえず、人をバカにするから」と助け舟を出した。
銀座シネパトスでは同作をはじめ、「AVN エイリアンVSニンジャ」「極道兵器」「ヘルドライバー」の4作品が1日4回の上映スケジュールを分け合い、週ごとに時間を入れ替えていく形で上映されている。
山口監督は「極道兵器」に続き、この日、2度目の舞台挨拶。昼間からビールを飲んでいたといい、本人いわく「もうベロベロ」で、総合司会を務める井口昇監督に悪態をつくひと幕も。それでも「今後、『地獄甲子園』のキャストが総集合するイベントを行う予定。伊藤淳史(の出席)はたぶん無理だと思いますが……」とイベント告知に余念がなかった。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント